6月中旬になると、蛍を見ることが出来ます。土師川も河川改修が行われる前は多くの蛍を見ることが出来ました。その頃は夕方になると川の近くの家には飛び込んできていましたが、今ではそれもありません。昔は蛍狩りに行くまでもなく、家に迷い込んできた蛍を捕まえては籠で飼おうとしました。しかし、蛍の成虫の寿命は短いためすぐに死んでしまいました。
今では、川の原風景が多く残っている地区のみで頻繁に見かける事が出来ます。三和町で言えば、大原地区や中出地区など。運が良ければ、川の上で光る帯になったような光景を見ることが出来ますが、雨の多い時期にもなってくるため、あまり期待は出来ません。大原では蛍祭りもささやかながら行われています。