地方の片隅。山里の片隅で今問題になっているのが太陽光発電のパネル設置。
草刈りに疲れた住民のこころの隙間をついて、その土地売りませんか?貸しませんか?
草刈りの手間が無くなりますよ。とささやいてくる。
継ぎ手も無い、息子、娘は帰ってこない。
この土地どうなるんだろう、この先どうなるんだろうと悩む地域の老人達は次々契約する。
なんならみんなで手を取り合って、勧め合って土地を手放している。
そんな土地、草でも生やしたまま放っておけばいいのに。
たいして税金もかかってこない。草が生えても自然に帰るだけ。みずぼらしいだろうか?
水が出てどうしようもない土地でも買いあさる。なんでも売電の権利を買いすぎたらしく早く設置しないといけないらしい。
雨が降ると、パネルの重みで崩れる土地でもお構いなし。
どんどん豊かな山里が奇妙な風景になっていく。
原発を終わらせて自然エネルギーはいいけど、この流れは正解ですか?