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大原神社の場所
住所: 京都府福知山市三和町大原191−1
TEL: 0773-58-4324
行き方: 場所柄から、車(自家用車)で行かれるのが一番です。それ以外の方法の場合、綾部駅からタクシーを使われるか、町営バスに乗られるかだと思います。大祭の日は臨時バスが出ます。
ご祈祷について、出産に関する風習
ご祈祷については毎日受付。※要電話予約必要
下記は、管理人が調べたことで地域の細かい風習を優先してください。
帯祝い( 安産腹帯 )・安産祈願(子安砂授与)
帯祝い(着帯祝い)とは、妊娠5ヶ月の戌の日に安産を祈願して腹帯を巻く儀式を言います。この腹帯を岩田帯と云い、「岩のように丈夫な赤ちゃんを産みましょう」という願いが込められています。戌の日なのは、犬はお産がかるいので、それにあやかろうとする昔からの風習です。安産祈願の多い大原神社では、戌の日はたくさんの人で賑わいます。家族、親兄弟が集まり、神社に出向き安産を祈るのが一般的です。
岩田帯の贈る場合
今は安産祈願と同時に神社で帯をいただくようです。その際、神社で風習に従って帯を用意していただけます。昔の帯は、さらしもめんでしたが、今は便利な腹帯になっています。
昔からという話では、岩田帯は妻の実家から贈る風習がありました。布の端に赤い字で「寿」と書いた白いさらしもめん一丈(約3.33メートルくらい)を奉書紙で包んで、紅白の水引をかけて、「御祝」、「寿」、または「戌」と上書きして贈りました。
お七夜
産まれて7日目の御祝いで、命名式でもあります。赤ちゃんが産まれて7日目の夜までに名前をつけることになっている風習です。特別な御祝いをすることはないのですが、命名した名前と生年月日を紙に書き、よく見える場所か神棚に下げるかして、お神酒、赤飯を供えて、わが子の無事な出生を報告し、健やかな成長と幸を祈ります。
お宮参り
男児は31日目、女子は33日目(いずれも産まれた日を加算して)に土地の産土神(氏神様)に参詣することが古くからのしきたりです。最近では生後1ヶ月頃に行われています。昔むかしは、母方の郷土神へ詣り、里方へ赤ちゃん顔を見せに訪問するというしきたりもありました。
お食い初め
生後100日目、110日目、120日目と地方により様々ですが、その子が一生食べ物に不自由せず、しあわせな生活が送れるよう親の祈りをこめてお祝いをします。祝い方は、赤ちゃん用の膳を用意して、赤飯や尾頭付きの魚などを盛りつけ、箸をつけるまねをします。
初誕生
生後1年目に行う初誕生は古くから家庭の祝い事として伝えられてきました。「誕生もち」といってこの日にもちをつく風習があり、地方によっては餅を子供に背負わせて歩かせたり、足で踏ませたりします。
七五三のお祝い
11月15日に男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳に、これまでの成長を祝い将来の健康を祈るために神社に詣ることです。
節句
1月7日の七種の節句、3月3日の上巳の節句、5月5日の端午の節句、7月7日の七夕の節句、9月9日の重陽の節句、この5つを「五節句」といって、昔は年中最大の祝祭日でした。今は、3月3日を女の子の節句菱餅を、5月5日を男の子の節句として、ちまきや柏餅を作る風習があります。
初節句
産まれてからはじめて迎える、3月3日は女の子、5月5日は男の子の初節句です。実家や親しい人より、ひな人形、鎧甲、五月人形、鯉のぼりが贈られます。
神事について
5月2日:(宵宮)3日 春季例大祭 神興渡御
大原神社のお祭りで一番賑わいます。宵宮では絵馬殿で落語があったり、ビンゴ大会があったりで景品も豪華です。5月2日には、お旅杉まで御輿が往復します。絵馬殿では芸能があり、餅撒きも行われます。
2月3日:節分祭 追難式
「福は内、鬼は外」独自のかけ声がおもしろいお祭りです。福豆撒きが人気で、福豆が当たると良いことがあります。