地域に乗り物がやってきた|昔の乗り物の話

昔の乗物

福知山市三和町菟原、昔の乗物の話

京都府福知山市三和町菟原下、現在の国道9号線と並ぶ旧街道に宿場や商店街、短期だが映画館もあった。明治末期から大正8年まで、福知山市内から菟原下村まで乗合馬車が一往復しており、小石の転がる道を鉄輪でガタガタ走っていた。乗合馬車の他、菟原下村には5台の人力車(ゴム輪の常便荷車)が有り、福知山市内まで通っていた。大変賑やかだったという。

車がやってくる。

大正9年に初めて、月の庄(地名)の文サン自動車が営業をはじめた(2t車であったらしい)。皆が大変珍しがった。運転手は井上森さんという元気な人だった。今で考えるとバスとタクシー、運送を合わせたような営業だったのだろうかな。
大正13年6月、両丹自動車定期乗合バスが2往復、福知山市内との路線を開通して便利になった。停留所は昔の高木旅館だった(現在では三和タオル本社付近)。昭和13年でバス代は80銭だった。

バスの開通

昭和14年2月1日より、国営のバスが通りはじめた。最初の駅は宮の上とある。1日3往復していて片道50銭。昭和27年頃からBSバイク(ブリジストンが出していたバイク)に乗る人が増えてきた。バイク免許証の必要な人は写真と200円を駐在所に提出すれば交付された。軽自動車の免許は7,500円と7日間の講習で交付された。

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