京都府福知山市の酒蔵
酒蔵から新酒の便り
新酒が出来ましたよ。と便りをいただくと今年も春がやって来たとうれしくなる。梅の花も満開、春にふさわしい陽気な日和でした。
東和酒造さんは、福知山市唯一の酒蔵です。創業はなんと享保二年(1717年)だそうです。近くに酒蔵があり、新酒が出来ましたよという便りが届き、さっと行けるのはなんとも幸せな話です。
朝10時の始まり予定ですが、行くと詰め放題の酒粕目当ての人で酒蔵はいっぱいです。少し分厚い目の袋と手袋を500円と引き換えにいただき1分間の詰め放題です。スーパーなどでよく見る酒粕は板状にしてありますが、これは昨日搾りたて残りたての酒粕です。さて粕汁にしてもらおうか、甘酒でいただこうかなんて考えていたら1分間なんてあっと言う間ですが、十分すぎる量をいただくことができます。
甘酒の振る舞いもあり、ご近所さんの好意か、関係者の好意か、焼きそばやフランクフルト、パンやおはぎなどの販売もあって、名前にふさわしいお祭りです。麹で作った生姜入りの甘酒は本当においしくて、麹すくいもしておくべきだったと少し後悔しました。
もちろん新酒の販売も忘れずに、昨日しぼりましたよと杜氏の今川さんが言う、会場販売の限定レベル品「春のしぼりたて本醸造」をお土産にしました。